寒さも一段と厳しくなりいよいよ冬到来です。

インフルエンザも流行っているようなので予防徹底しましょう。

 

今週は、中3の授業の内容です。

前回の予告通り面積比を学習しました。

予想通り、相似な図形での面積比はすんなり理解できていたようですが、平行四辺形と三角形の面積比は苦戦しました。

 

基本的な解法としては、一番小さい三角形の面積を基準に考えていくのが良いかと思います。もちろん基準値は、その都度変えていく必要があります。

基準に対して他の三角形の面積(それぞれの面積の比)を次々求めて行き、最後に平行四辺形の面積が判明、といった感じです。

文章のみではなかなか伝わらず難しそうに思えますが、慣れればさらっと解けるようになります。

使う知識としては、相似比からの面積比、高さ共通からの面積比の二点。無論、平行四辺形の性質は必要です。

 

授業後は全員理解した顔をしていましたが、すぐ忘れると予想して明日も復習です。

宮城の入試の最後あたりの問題では、面積比がちょくちょく出題されます。

必要な知識なので、しっかり身に付けて受験に臨んでほしいところです。

 

この授業を隣で高校生、後ろで中2生が聞いていて、高校でも使う知識であることに高校生がうなずき、指示された問題を早く解き終えた中2生が興味を持ったようで解いていました。

 

学年の垣根を超えて共有できるものはたくさんあるのではないかと思っています。

今後も、学年にとらわれず学習できる環境を維持していきたいと考えています。

 

ちなみに、中2生は理解したようでしっかりできていました。受験生に出した宿題もついでに出してみたので次回答え合わせが楽しみです。

 

 

2016/11/25塾長日記