今日で期末考査が終わった生徒もいますが、来週末に控えている生徒もいますね。

各自やり残しの無いよう頑張りましょう。

先日の大雨によりあちこちで水害が起こっていますが、間髪入れず台風がくると被害が拡大しますので、いざという時の準備をしておきましょう。

 

さて、今回は一次関数の動点問題についてです。

中3生が間もなく二乗に比例する関数を、中2生が一次関数の利用を学習する時期かと思います。今一度、動点について考えてみましょう。

 

図もなく文章ではなかなか伝えづらいものですが、大事な部分だけでも伝わるとありがたいと思っています。

 

一般的な一次関数の動点問題では、まず、

長方形ABCDで、点Pが毎秒xcmで、B→C→D→Aまで動き、△ABPの面積をyとする、が基本です。

そして、(1)点PがBC上の式、(2)点PがCD上の式、(3)点PがDA上の式

(4)xとyの関係をグラフに、(5)面積が~㎠となるのは点Pが点Bから何cm動いたときか、が問いになります。

 

この問題、私は生徒に(4)から解くように話しています。

実は難易度の高い部分は(3)と(5)ですが、グラフを完成させることができれば、あとは、代入するだけの計算問題になります。

 

グラフ作成のポイントは

点Pが各点B,C,D,Aに到着した時のxの値とyの値をもとめて、グラフ上でその座標をとる、そして直線で結ぶといった感じです。

点Pの居場所

 B

 C

 D

 A

   x

 0

 4

 10

 14

   y

 0

 12

 12

 0

毎秒何cmの速さか注意すればxの値はわかり、その場所での△ABPの面積も計算すればyの値もすぐにでます。

これらをグラフ上にとり、直線で結べば(4)はクリア。

この後に、(1)、(2)、(3)、(5)の順で解きましょう。

(1)、(2)、(3)の直線の式は、表から2点を取り出し連立か増加量で求めます。

(3)のDA上の式であれば、D(10.12)A(14.0)といった感じです。

2016/09/09塾長日記