夏休みも終わり文化祭の準備で忙しい日々ですが、その後には前期期末考査が待ち構えています。そちらの準備もしっかりしていきましょう。

 

さて、今回も当たり前のことをさも重要であるかのようにお伝えしたいと思います。

お題は二次方程式

 

現在中3生が学校で学習している単元ですが、生徒からの質問もあったので、これについてお話したいと思います。

 

(x-3)(x+2)=0

この形で出題される場合と、因数分解をしてこの形にする場合とで2通りありますが、

x=3、x=-2 となります。

 

理由はご存知の通りかけ算をして0になるので、

(x-3)=0または(x+2)=0となるので、それぞれの方程式を解いて

x=3、x=-2 ですね。

 

学習したての頃は、この考え方を覚えているのですが、慣れてくると符号を変えて答えにするようになるので忘れがちです。

そしてしばらくするとこのような問題で悩む生徒もでてきます。

 

x(2x-3)=0

 

おそらく、一方の解であるx=0はでてきますが、もう一方の解で、分子分母の数字の置き方で悩んだりします。

先ほどの解法を理解していれば

 

x=0または(2x-3)=0と方程式を作り、悩むことなく解にたどり着けます。

 

ただ、機械的に符号を変えるだけというのではなく、本質的な理解をすることで、いざという時に役にたち、見えないものも見えてくるとおもっています。

 

実際、受験生は時間も取れず、過去の内容についてはなかなか実践できないとは思いますが、

今後学習するものに関しては可能なところもあるかと思います

是非、深く理解をして志望校合格を確かなものにしましょう。

2016/08/26塾長日記